CREATE WITH TOOL

機能を呼び出す「リボン」

PowerPointで使える機能はほぼ全て「リボン」からアクセスすることができ、「タブ」で機能ごとに切り替えて使います。しかし、機能の数だけ「タブ」が用意されており、しかも特定の状況にならないと表示されないものもあるので、混乱しないように本項で俯瞰しておきましょう。

必要に応じて「タブ」が表示される

PowerPointには非常に多くの機能が搭載されており、それらのほぼ全てにアクセスできるよう「タブ」と「リボン」もあわせて多くの種類が用意されています。この「タブ」には、常に表示されている「メインタブ」と、選択したオブジェクトに合わせて表示される「ツールタブ」の2種類があります。
「メインタブ」は、基本的な機能やアクセス頻度の高い機能を集約した「リボン」があらかじめ用意されています。テキストの編集、図形の挿入、スライドの書式設定など、設定を変えたいときは「メインタブ」に用意されている「リボン」から確認すればOKです。
「ツールタブ」は、選択したオブジェクトの書式設定や詳細設定が集約されており、一部のオブジェクトは複数の「タブ」が表示されることがあります。設定する項目が複数に分かれることがあるため、編集するときに「タブ」を毎度確認してみましょう。

よく使う「リボン」の一覧

ホーム

最も重要な基本機能を集約したリボン。図形の作成やテキストの書式、スライドの追加やスライドマスター(レイアウト)の適用などが行えます。

挿入

オブジェクトの挿入に特化したリボン。図形や画像だけでなく、表やグラフ、特殊文字やスライド番号の挿入もここに用意されています。

描画

ペンやマーカーで手描きができる機能を集約したリボン。描いたものをオブジェクトやテキストに変換することもできます。

デザイン

スライドのテンプレートやテーマに関わる機能を集約したリボン。スライドのサイズの変更は、このリボンからアクセスできます。

アニメーション

オブジェクトに付与するアニメーションにまつわる機能を集約したリボン。全てこのリボンから設定を編集できます。

スライドショー

スライド再生に関わる機能を集約したリボン。様々なオプションがありますが、「最初から再生」ならフッターにショートカットがあります。

表示

編集画面の表示に関わる機能を集約したリボン。スライドマスターやグリッドとガイドの表示はここで設定できます。

図形の書式

図形やテキストの塗りつぶし、枠線、効果といった書式や、オブジェクトの重ね合わせ、配置などのレイアウトに関わる機能が用意されています。

図の形式

画像の編集に関わる機能を集約したリボン。簡単な修正や加工、図の容量の圧縮、スタイルの変更などが行えます。

ビデオ形式・再生

動画に関わる機能を集約したリボン。「ビデオ形式」では動画の修正や加工、「再生」では時間にまつわる編集と再生機能が用意されています。

テーブルデザイン・レイアウト

表の編集に関わる機能を集約したリボン。「テーブルデザイン」では塗りつぶしや罫線の設定、「レイアウト」ではセル周りの設定ができます。

グラフィックス形式

SVGファイルを挿入した際に出てくるリボン。図形と同様に書式を編集できるほか、PowerPoint用の図形に変換することもできます。

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